【研究会会則】
第1条 目的:
日本海洋学会ブレークスルー研究会([Panel for Ocean Breakthrough Studies]。以下、本研究会という)を日本海洋学会(以下、本学会という)に置く。本研究会は、海洋科学に関する先駆的かつ画期的な成果をあげることが期待される研究(ブレークスルー研究)の推進に必要な方策を検討し実施することを目的とする。
第2条 構成:
1 本研究会は、本学会の会員を過半数含む、本研究会の趣旨に賛同した者で、本研究会会長と世話人の承認を得た者から構成される。
2 本研究会に会長1名を置く。本研究会会長(以下、会長という)は、本学会評議員会の承認を得て本学会会長が本学会会員の中から委嘱する。
3 会長は、構成員の中から若干名の世話人を指名する。
4 会長、研究会構成員、世話人の任期は2年とする。会長の任期は4年を限度とする。研究会構成員および世話人の再任を妨げない。
第3条 運営:
会長は本研究会を代表し、世話人とともに本研究会の運営にあたる。
第4条 活動:
会長は、各年度の活動計画を前年度の2月末までに作成し、本学会幹事会に提出する。
第5条 解散:
1 海洋科学の先駆的かつ画期的な研究成果を十分に生み出すことができる状況に達したとき、本研究会の発議に基づき本学会幹事会の承認を得て、本研究会を解散する。
2 前項に掲げる理由のほか、本研究会が適当と認める場合には、本学会評議員会の承認を得て本研究会を解散することができる。
第6条 付則:
この会則の改正には、本学会評議員会の承認を必要とする。
この会則は2013年4月1日から実施する。
(2012年10月1日制定。)
注:「当面の活動方針・計画」
海洋科学に関する先駆的かつ画期的な研究成果をあげることが可能となるよう本学会の会員を初めとする研究者の意識を高めると共に、研究の基盤と体制を作り、研究者間の意見と情報の交換を行うための手段を検討し実施すること、さらに必要に応じて本学会に提言することを目的とする。意見と情報の交換を行う対象は、ブレークスルー研究の先例や具体例に加え、海洋科学研究の将来構想、異分野・異業種との交流、ポストドクター問題など、ブレークスルー研究の基盤となる様々なものとする。